地元は新潟県
【越後湯沢】
スキーの利用者で賑わう
新潟でも知名度の高い地域だ
夏でも過ごすやすく
都会のコンクリートジャングルから
逃避するには
最適な場所
山や川に囲まれた
自然の贅沢が
そこにある
自分のように
たくさんの人が
多く行き交う街並みとは
全く違う世界に
トリップ出来るのだ
どこか
心が疲れている時に
訪ねたくなる場所
今回の目的は
『Hair SHIRAYUKI』
そう…
【越後湯沢】から少し離れた
もう少し
標高の高い
【越後中里】にそこはある
自分の仲間が営む
自然の中のシャレたサロン
そこで髪の毛を切ってもらうことだった
”民宿”と”ヘアサロン”の
ハイブリット空間
そこで
日々の疲れをとろうと
訪れた
彼女は
違う美容専門学校だけれども
19歳から知る
自分にとって
数少ない尊敬出来る
スタイリストの1人
東京は
表参道・原宿
いわゆる
【表原】の
第一線で活躍していた
それが
都会の華やかな生活から
離れて
自らの
選択で
家業と自分の仕事を
地元の新潟に持ち帰った
功労者でありながら開拓者なのである
【Hair SHIRAYUKI】がオープンしてから
4年振りだろうか??
2回目の来店
時間はかかったけど
来れたことに感動がある
あきらかに
違うとすれば
自分も
サロンを営んでいる身として
ココに戻ってこれたことが
何よりも嬉しい
それは
彼女が陰ながら
応援してくれたからだろう
違った場所から
違った視点で話していた当時
今は
場所はちげぇど
同じ視点で話せることが
何よりも幸である
互いに
色々な苦労はあったかもしれないが
そんな顔を
何一つ見せず
昔と変わらない
笑顔で迎えてくれた
この日は
”民宿”の方にも
お世話になることになっていたので
楽しみでしかたがなかった
【越後中里駅】から
スグの立地で
苗場開催で有名な
【FUJI ROCK FESTIVAL】時は
多くの利用者で賑わう
穴場でもある
地方ならではの
愛情が漂う
この”民宿”は
人にとっての
”Heart Staion”なのでは
ないだろうか
きっと
そのエントランスを出て
帰る時
心の重荷が少しでも
軽くなっているに違いない
それは
実際に体験した人にしか
わからないモノが
そこにはあると思う
『実は初めてカットしてもらう』
~施術前~
彼女の髪の毛は
カットしたことがあったのだけど
実は
カットしてもらったことがなかった
久々の
”Hair SHIRAYUKI”は
彼女の趣向で
その雰囲気が
また変わっていて
暖かい空間だった
変わらないところは
変わらず
思わずノスタルジックな感覚になる
椅子に座って
最低限のことを伝えて
おまかせすることにした
特に
どうやってカットしてるとか
技術的なこととか
一切
考えずに
彼女の仕事に身を委ねた
ただ
目をつぶって
まどろんでいた
これが
したかった
いつも自分は
自分のお客様のために
全力でハサミを握ってやっているからこそ
自分も
スタイリストって感覚を
オフにして
過ごしたかった
彼女の
同業者をカットする
少しの緊張感と
彼女にしか出来ない
温かさのある仕事
たわいもない会話
それだけで
満足だった
まぁでも
そこは
第一線で活躍してた人だから
スタイルが間違いないのは
わかっていたし
気に入るに決まっていた
シャンプーも
また心地よく
自分が
非日常を感じていることで
心の疲れも
流されていった
マッサージもしてもらい
自分がいかに
カラダを酷使しているのが
久々に感じたような気がする
感じたのは
”シンプル”だった
「また、カットしてもらいたい」
この歳になると
特にやりたいスタイルが
あるわけでもないし
自分の髪の毛のことなんて
後回しで過ごしている
カットに対する
モチベーションも低く
どこか
適当になっていた
スタイルが
どうのこうのって
ないんだけど
「また、ココに来たい」って
感情が
自分の中で
響いたというか
自分も
自分の仕事で
そう思ってもらえるように
日々
過ごしていきたいなって
思えた
それが
何年とか
何ヶ月とか
時間がかかっても
【この人にやってもらいたい】
【ココに、また来たい】
そう感じてもらえることが
大事なんだなって
思えた
それが
”新潟”だろうが
”町田”だろうが
”表参道”
”青山”
”原宿”だろうが
場所なんて関係ない
ふと
自分のお客様で
遠方から来ていただいている
お客様の顔が浮かんだような
気がする
彼女の仕事は
素晴らしかった
カット技術も
都会派なオーセンティックなスタイルで
技術は
もちろん
ニュアンスや
自分の趣向を理解された
彼女にしか出せないスタイル作りだった
とても新鮮に感じたし
自分がスタイリストだから
わかることも多い
スタイリストや
自分の仲間って
贔屓目をぬいても
彼女の仕事は良いし
とても美しい
女性らしさを感じた
何より
自分が
癒されたってことが
とても満足だった
髪の毛を切るのって
こんなに楽しくて
嬉しくて
どこか癒されて
自分って
スゴク良い仕事を
しているんだなって思えた
こんなに客観的になれたのも
彼女のおかげなのである
本人は
何を感じて
カットしていたのかは
わからないが
色々な感情が
伝わったような気がする
それが
彼女にとって
普遍的で
いつもの仕事だったのかもしれないが…
本当に
同い年かよって
くらい変わらず
若々しく
美人で
バリバリ出来る女性って
感じ
尊敬しかない
サロンが終われば
民宿のクルーとして
働いて
頭があがらない
上には上がいると
痛感した
『越後湯沢の花火』
カットの後は
食事に行って
【越後湯沢の花火】を
堪能した
夏の風物詩
越後湯沢の駅前には
多くの人で賑わい
たくさんの屋台が
立ち並び
町全体を明るく灯していた
花火って何年ぶりにみたのかな
長野でみた
諏訪湖の花火大会以来だから
10年振りだろうか
こんなに夏を感じた
夏も珍しい
山間部から
打ち上る花火を
みるのも
初めてだったので
感動した
小さい頃は
じいちゃんに抱っこされて
川の土手で
長岡花火を
毎年みていた
今では”長岡花火”は
スゴク人気になっているけど
自分は
小さい頃が
その花火大会が当たり前で
なんて贅沢なヤツなんだろうって
思ってしまう
小雨の中
山ならではの
天候の変化を感じながら
しばし
花火に心を奪われていた
『民宿 SHIRYUKI』
宿に戻ると
角部屋に案内され
贅沢な大浴場で
日頃の
疲れを癒した
夜は食堂で
たくさんの話をすることが出来た
19歳の頃と
変わらない…
何も変わってないけど
歩んできた道のりは違う
話せば
きりもなく
ダラダラ
深夜まで話は続いた
心地よい疲れと
興奮の冷めない心のまま
部屋に戻って寝る
朝日が目に入り
眠い目をこすりながら
着替えて
食堂に行くと
コーヒーが用意されていた
爽やか過ぎる朝
本当に非日常である
彼女も疲れているはずなのに
朝早くから
起きて準備してくれているのは
感謝しかない
自分は
このまま
新幹線に乗って
自分のサロンの仕事に戻る
越後湯沢からの通勤ですね
帰り際に
彼女が用意してくれた
朝食に驚いた
新幹線の中で
食べれるようにと
作ってくれたのでる
なかなか出来ないよ
自分なら
絶対に出来ない
これが
自分が愛した地元の精神なのか
ココにある
”温かさ”
『彼女が教えてくれたモノ』
きっと
自分は忙しく日々を過ごして
みえなくなってしまったモノが
多くなっていたのかもしれない
【越後湯沢】って土地が
カントリーだからじゃない
場所は
きっと関係なくて
そこに
根ざしている
人だったり
空間だったり
そういったモノが
人の心を満たしているんだなって
感じた
さっき
土地は関係ないって
言ったけど
【自然の豊かさ】が後押ししてくれたのかもしれない
疲れた日常を
忘れさせてくれる
そんな
”ココロある場所”
もし
この記事を目にした人がいたなら
この
【ファミリーハウス しらゆき】
【Hair SHIRAYUKI】を
訪ねてほしい
きっと
メランコリックな感情を
忘れさせてくれる
トリップが出来るだろう
『ファミリーハウス しらゆき』
〒949-6103
新潟県南魚沼郡湯沢町土樽5081
TEL 025-787-3189
アクセス JR上越線 越後中里駅前0分
『Hair SHIRAYUKI』
〒949-6103
新潟県南魚沼郡湯沢町土樽5081
ご予約 (完全予約制)
TEL. 025-788-0527
FAX. 025-787-4417
営業時間
10:00~18:00
定休日
月曜日 第2第4日曜日
キッズスペース 有
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Hair SHIRAYUKI 民宿 SHIRAYUKI
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